弔電の費用相場はいくら?内訳と目安をわかりやすく

弔電(ちょうでん)にかかる費用の目安と、その内訳を整理しました。相場は1,000円 〜 1万円です。何にいくらかかるのかを把握してから検討を始めるための記事です。

弔電の基本情報

分類 マナー
読み方 ちょうでん
費用の目安 1,000円 〜 1万円
時期・タイミング 告別式の前日まで
含まれるもの 電報料金、台紙代

費用の目安

弔電の費用は1,000円 〜 1万円が目安です。下限と上限で9,000円の開きがあります。この差は主に、依頼先や地域の慣習によって生じます。

この金額に含まれるのは電報料金、台紙代です。見積書を受け取ったら、これらが含まれているかを一項目ずつ確認してください。含まれていない項目は追加費用になります。

同じ分類のなかでの位置づけ

マナーに分類される7項目を費用の中央値で並べると、弔電は2番目に位置します。もっとも費用を抑えられるのは袱紗(ふくさ)(500円 〜 5,000円)、もっとも高額になるのは戒名(10万円 〜 100万円)です。予算から逆算して選択肢を絞る場合の参考にしてください。

特徴

参列できない場合に送る電報。宛名は喪主とし、告別式の開始前までに斎場へ届くよう手配します。

弔電を使うときの注意点

故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

予算別に見た目安

弔電の費用は1,000円 〜 1万円と幅があります。予算をどこに置くかで選べる内容が変わるため、3つの水準に分けて整理します。

予算の水準 金額 内容の目安
下限に近い予算 1,000円 内容を最小限に絞って組んだ場合の金額です
標準的な予算 5,500円 一般的に選ばれる構成での金額です
上限に近い予算 1万円 内容を充実させた場合の金額です

逆に1万円以上をかけられる場合は、数珠(2,000円 〜 3万円)、喪服(男性)(2万円 〜 8万円)も選択肢に入ります。

金額だけで決めず、その予算で何が含まれるのかを見積書で確認してください。同じ金額でも、含まれる項目は事業者によって異なります。

費用に幅が出る理由

弔電の費用は、下限と上限で約10.0倍、金額にして9,000円の差があります。同じ名前の項目でもこれだけ変わるのは、次の要素が金額を動かすためです。

  • 地域の慣習
  • 宗派
  • 故人との関係
  • 会場の格式
  • 参列する立場(親族か一般参列者か)

見積もりを比べるときは、総額だけを見ても判断できません。上の要素それぞれについてどの水準で見積もられているのかを確認すると、金額差の理由がわかります。

見積書で確認する項目

弔電の費用に含まれるのは電報料金、台紙代です。見積書を受け取ったら、次の項目が入っているか、それぞれ数量と単価が明記されているかを確認してください。

確認する項目 見るポイント
電報料金 数量と単価が書かれているか。「一式」表記だけになっていないか
台紙代 数量と単価が書かれているか。「一式」表記だけになっていないか

「一式」とまとめられている項目は、後から内容を確認できません。金額の大きい項目ほど内訳を出してもらってください。追加費用が発生する条件も、契約前に書面で確認しておくと安心です。

マナーの費用を一覧で比べる

マナーに分類される7項目を、費用の安い順に並べました。弔電との差額もあわせて示します。

項目 費用の目安 弔電との差
袱紗(ふくさ) 500円 〜 5,000円 -2,750円
弔電 1,000円 〜 1万円
数珠 2,000円 〜 3万円 +10,500円
喪服(男性) 2万円 〜 8万円 +44,500円
喪服(女性) 2万円 〜 8万円 +44,500円
お布施 15万円 〜 50万円 +319,500円
戒名 10万円 〜 100万円 +544,500円

差額の大きい項目に切り替えると総額は大きく変わります。ただし内容も変わるため、金額だけでなく何が含まれるのかをあわせて比べてください。

支払いのしかた

費用が発生する場合は当日の現金払いが基本です。

公的な給付と税の扱い

該当する公的給付はありません。

費用を抑える方法

弔電は1,000円 〜 1万円と幅があります。上限と下限の差は9,000円。この差を埋める余地がどこにあるのかを、具体的に見ていきます。

喪服はレンタルも選択肢

年に一度も着ない場合、購入よりレンタルのほうが安く済むことがあります。

数珠は略式で十分

宗派ごとの本式数珠を揃える必要はありません。

供花は連名にする

個人で出すより、親族一同や職場一同としてまとめるほうが一般的で、費用も分担できます。

すべてを実行する必要はありません。事情に合うものから取り入れてください。削れないところを無理に削ると、あとで後悔することになります。

地域や条件で変わるところ

弔事の作法は地域と宗派で細かく異なります。焼香の回数、数珠の持ち方、通夜振る舞いの有無、香典の渡し方まで違いがあります。厳密に守れなくても失礼にはあたりません。分からない場合は前の人にならうのが無難です。

このページに載せている1,000円 〜 1万円という金額も、全国の平均的な水準を示したものです。お住まいの地域では上下することを前提に見てください。

金額が近い他分類の項目

弔電と費用の水準が近い項目を、ほかの分類から拾いました。全体のなかでの位置づけを掴む参考にしてください。

項目 分類 費用の目安
月命日 儀式・法要 0円 〜 1万円
香典(職場関係) 香典・返礼 3,000円 〜 1万円
香典(友人・知人) 香典・返礼 5,000円 〜 1万円

弔電のよくある質問

弔電の費用はいくらくらいですか?

1,000円 〜 1万円が目安です。この金額には電報料金、台紙代が含まれるのが一般的です。地域・時期・依頼先によって幅があります。

弔電はいつ行いますか?

告別式の前日までが目安です。故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

弔電で気をつけることは何ですか?

故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

マナーのなかでは費用は高いほうですか?

マナーに分類される7項目を費用の中央値で並べると、弔電は2番目です。もっとも安いのは袱紗(ふくさ)(500円 〜 5,000円)、もっとも高いのは戒名(10万円 〜 100万円)です。

ここまでの弔電のまとめ

  • 費用の目安は1,000円 〜 1万円
  • 時期は告別式の前日まで

最後にもう一度。故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

マナーの関連項目

弔電について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、弔電に関係するものを4件取り上げて、このページのデータで答えます。

弔電にはいくらかかりますか?

弔電の目安は1,000円〜1万円です。含まれるのは電報料金、台紙代です。

同じ「マナー」に分類している7項目のなかでは、金額の水準で2番目にあたります。下限と上限で10.0倍の開きがあります。選び方で総額が動くということなので、何を選ぶと上がるのかを先に確認してください。

弔電と喪主の挨拶はどう違いますか?

同じ「マナー」に分類される2つを並べます。

弔電 喪主の挨拶
費用の目安 1,000円〜1万円 費用なし
時期 告別式の前日まで 通夜・告別式
内容 電報料金、台紙代
注意点 故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。 「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉は忌み言葉とされ、避けるのが通例です。

参列できない場合に送る電報。宛名は喪主とし、告別式の開始前までに斎場へ届くよう手配します。いっぽう喪主の挨拶は、通夜振る舞いの前や告別式の最後に、喪主が参列者へ謝辞を述べます。1〜3分が目安です。

弔電のために何を用意すればいいですか?

弔電では電報料金、台紙代を用意します。費用の目安は1,000円〜1万円です。

参列時に共通して持つのは、数珠、袱紗(ふくさ)、白または黒のハンカチ、そして香典です。数珠は宗派によって形が違いますが、略式のものであればどの宗派でも使えます。急な参列で用意が間に合わない場合、持たずに参列しても失礼にはあたりません。

弔電はいつのことですか?

弔電の時期は告別式の前日までです。参列できない場合に送る電報。宛名は喪主とし、告別式の開始前までに斎場へ届くよう手配します。

通夜と告別式の両方に参列する場合でも、香典を渡すのは一度だけです。二度渡すと「不幸が重なる」とされます。参列できないときは現金書留で郵送するか、参列する人に託します。

費用の目安(中央)で見た弔電の位置

性質の違うものを並べても意味がないため、同じ分類のなかで比べます。費用の目安(中央)が分かっている7項目を小さい順に並べると、弔電(1,000円〜1万円)は下から2番目、全体の14%の位置にあります。中央値は5万円、いちばん小さいものが2,750円、いちばん大きいものが55万円です。

水準 費用の目安(中央) 該当
もっとも小さい 2,750円 袱紗(ふくさ)
下から4分の1 5,500円
弔電 5,500円 全体の14%の位置
中央値 5万円
上から4分の1 32.5万円
もっとも大きい 55万円 戒名

下位4分の1に入ります。この帯は負担が小さい帯です。金額よりも、時期と手順を外さないことのほうが重要になる層です。

費用の目安(中央)がすぐ隣にあるのは袱紗(ふくさ)(500円〜5,000円)と数珠(2,000円〜3万円)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

弔電を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
総額でいくらか 弔電の目安は1,000円〜1万円です。含まれるのは電報料金、台紙代です。別途かかるものがないかを確認してください。
地域と家の慣習 作法や金額の目安は地域と家によって違います。身近な年長者か、依頼する事業者に確認してください。
時期 弔電の時期は告別式の前日までです。遠方の親族の移動と、式場・寺院の予定が制約になります。
注意点 故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。
領収書の保管 相続税の計算で葬式費用を控除する場合に必要です。お布施など領収書が出ないものは、日付・金額・相手先をメモで残してください。

弔電で失敗しやすい点と、避け方

費用の総額を確認しないまま進める

弔電は1,000円〜1万円が目安ですが、表示されている金額に含まれない項目があります。あとから請求されて初めて総額が分かる、という進み方になりがちです。

避け方:「これ以外にかかるものはありますか」と口頭で確認し、総額を一枚の書面にまとめてもらってください。

地域や家の慣習を確認しない

作法や金額の目安は、地域と家によって違います。一般論だけで決めると、親族から指摘を受けることがあります。

避け方:身近な年長者に一度確認してください。前例があれば、それに合わせるのがもっとも波風が立ちません。

注意点を読み飛ばす

故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

避け方:決める前に、この点だけは確認してください。あとから変更できないことがあります。

弔電まわりで出てくる用語

用語 意味
通夜 葬儀の前夜に故人を見守る儀式。近年は1〜2時間で終える半通夜が一般的。
お布施 読経や戒名に対して寺院へ渡す謝礼。定価はなく、地域と寺院で幅がある。
告別式 参列者が故人に別れを告げる儀式。通夜の翌日に行い、そのまま火葬へ移ることが多い。

マナーの10項目を1枚の表で見る

弔電を含むマナーの全10項目を、費用の目安・時期・含まれるもの・注意点で並べました。費用の目安の小さい順です。横並びにすると、弔電がどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

費用の目安 時期 含まれるもの 注意点
喪主の挨拶 費用なし 通夜・告別式 「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉は忌み言葉とさ
焼香の作法 費用なし 通夜・告別式 回数が分からない場合は1回で問題ありません。前の人に
御霊前と御仏前の違い 費用なし 通夜〜法要 浄土真宗では亡くなってすぐ仏になるとされ、時期を問わ
袱紗(ふくさ) 500円〜5,000円 通夜・告別式 袱紗1枚 紫は慶弔どちらにも使えます。赤系は慶事用なので弔事で
弔電 1,000円〜1万円 告別式の前日まで 電報料金、台紙代 故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様
数珠 2,000円〜3万円 通夜・告別式・法要 略式数珠1本 貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼には
喪服(男性) 2万円〜8万円 スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、数珠 ネクタイピンや腕時計などの装飾品は外します。靴は金具
喪服(女性) 2万円〜8万円 ワンピース、ストッキング、靴、バッグ、数珠 アクセサリーは一連の真珠までとされます。二連は「不幸
お布施 15万円〜50万円 葬儀後 読経料、戒名料、御車代、御膳料 戒名の位(信士・居士・院号など)によって大きく変わり
戒名 10万円〜100万円 葬儀前 戒名料 菩提寺がある場合、他所で戒名を授かると納骨を断られる

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。弔電の行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

数字で見た弔電の位置

費用の目安が分かっている57項目を並べて、弔電がどこにあるのかを細かく出しました。順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。散らばりまで見ると、その差が大きいのか小さいのかが判断できます。

見るもの 意味
弔電の費用の目安 5,500円 比べる基準になる数字
全体の平均 51.0万円 極端な値に引っ張られる
全体の中央値 10万円 実感に近いのはこちら
下から4分の1 4万円 これ以下なら軽い部類
上から4分の1 50万円 これ以上なら重い部類
上位1割の入口 85万円 ここから先は例外的
散らばり(標準偏差) 154.1万円 平均からどれだけ離れるのが普通か

弔電は下から5番目(全体の7%)です。平均との差は50.4万円で、散らばり1つ分を下回っています(-0.33)。全体の真ん中あたりで、標準的な水準です。

平均と中央値の差にも意味があります。ここでは平均51.0万円に対して中央値10万円で、平均のほうが高く出ています。一部の大きな値に引っ張られているので、平均を目安にすると実際より高く見積もることになります。

弔電と水準が近い項目

分類をまたいで、費用の目安が弔電(1,000円〜1万円)に近い項目を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

項目 分類 費用の目安 特徴
月命日 儀式・法要 0円〜1万円 毎月めぐってくる命日です。仏壇に手を合わせるだけの形が一般的です。
香典(職場関係) 香典・返礼 3,000円〜1万円 上司・同僚・部下やその家族への香典。社内で慣例が決まっている場合はそれに従います。
香典(友人・知人) 香典・返礼 5,000円〜1万円 友人・知人への香典。親しさに応じて5千円〜1万円が目安です。
袱紗(ふくさ) マナー 500円〜5,000円 香典袋を包む布です。弔事では紺・グレー・紫などの寒色を使います。
お彼岸 儀式・法要 0円〜3万円 春と秋の年2回、墓参りをして先祖を供養する期間です。読経を頼まない形も一般的です。
数珠 マナー 2,000円〜3万円 参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。月命日と弔電は数字の上では近くても、儀式・法要とマナーでは前提が違います。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

弔電より軽いもの・重いもの

弔電を真ん中に置いて、費用の目安が前後にある項目を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

弔電より軽い4項目

項目 分類 費用の目安 弔電との差
月命日 儀式・法要 0円〜1万円 −500円
袱紗(ふくさ) マナー 500円〜5,000円 −2,750円
エンディングノート 終活 0円〜3,000円 −4,000円
会葬御礼 香典・返礼 500円〜1,500円 −4,500円

弔電より重い5項目

項目 分類 費用の目安 弔電との差
香典(職場関係) 香典・返礼 3,000円〜1万円 +1,000円
香典(友人・知人) 香典・返礼 5,000円〜1万円 +2,000円
お彼岸 儀式・法要 0円〜3万円 +9,500円
数珠 マナー 2,000円〜3万円 +1.1万円
香典(取引先) 香典・返礼 5,000円〜3万円 +1.2万円

ひとつ隣に動かすと、費用の目安は下側で−500円、上側で+1,000円動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

分類ごとの水準と、マナーの位置

このサイトで扱っている7分類を、費用の目安の中央値で並べました。弔電が属するマナーは6番目です。まずどの分類を見るべきかを決めると、そのあとの比較が短くて済みます。

分類 項目数 いちばん低い 中央 いちばん高い
葬儀の形式 10 4.8万円 85万円 1150万円
お墓・納骨 9 10.5万円 55万円 250万円
終活 7 1,500円 27.5万円 65万円
手続き 12 5万円 12.5万円 50万円
儀式・法要 12 5,000円 8万円 10万円
マナー 10 2,750円 5万円 55万円
香典・返礼 11 1,000円 2万円 6.5万円

分類ごとに水準が違うのは、形式・儀式・お墓・香典・手続きでは、そもそも費用の性質が違うためです。一度きりのものと、毎年かかるものが混ざっています。分類をまたいで数字だけを比べても意味がありません。同じ分類のなかで比べたうえで、分類そのものを選び直せるかどうかを考えてください。

弔電のデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

費用の目安:1,000円〜1万円

下限と上限で10.0倍の開きがあります。この幅は、選ぶ内容と人数で動く部分です。表示されている金額に含まれないものがないかを、必ず書面で確認してください。

時期:告別式の前日まで

告別式の前日までです。日程は、親族が集まれるか・施設や寺院の予定・手配にかかる日数の3つで決まります。

含まれるもの:電報料金、台紙代

ここに書かれていないものは別料金です。見積書では「プラン料金」と「別途必要なもの」が分かれているので、総額を一枚にまとめてもらってください。

向いている場合:—

特定の条件を前提としない項目です。

注意点:故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

ここを読み飛ばすと、あとから変更できない場面が出ます。決める前に確認してください。

マナーのほかの項目を短く見る

弔電と同じマナーにある項目を、費用の目安の順にひとつずつ。弔電が合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

喪主の挨拶(—)

通夜振る舞いの前や告別式の最後に、喪主が参列者へ謝辞を述べます。1〜3分が目安です。

弔電との差:費用の目安で−5,500円。「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉は忌み言葉とされ、避けるのが通例です。

焼香の作法(—)

抹香をつまみ、額に押しいただいてから香炉にくべます。回数は宗派によって1〜3回と異なります。

弔電との差:費用の目安で−5,500円。回数が分からない場合は1回で問題ありません。前の人に合わせるのが無難です。

御霊前と御仏前の違い(—)

四十九日までが「御霊前」、四十九日以降が「御仏前」というのが一般的な使い分けです。

弔電との差:費用の目安で−5,500円。浄土真宗では亡くなってすぐ仏になるとされ、時期を問わず「御仏前」を用います。

袱紗(ふくさ)(500円〜5,000円)

香典袋を包む布です。弔事では紺・グレー・紫などの寒色を使います。

弔電との差:費用の目安で−2,750円。紫は慶弔どちらにも使えます。赤系は慶事用なので弔事では使いません。

数珠(2,000円〜3万円)

参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。

弔電との差:費用の目安で+1.1万円。貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

喪服(男性)(2万円〜8万円)

ブラックスーツに白シャツ、黒無地のネクタイ。光沢のない素材を選びます。

弔電との差:費用の目安で+4.5万円。ネクタイピンや腕時計などの装飾品は外します。靴は金具のない黒の革靴です。

喪服(女性)(2万円〜8万円)

黒のワンピースやアンサンブル。肌の露出を抑え、ストッキングは黒を着用します。

弔電との差:費用の目安で+4.5万円。アクセサリーは一連の真珠までとされます。二連は「不幸が重なる」として避けます。

お布施(15万円〜50万円)

読経や戒名に対して僧侶へ渡す謝礼。葬儀一式(通夜・告別式・初七日)でのおおよその目安です。

弔電との差:費用の目安で+31.9万円。戒名の位(信士・居士・院号など)によって大きく変わります。御車代・御膳料は別に包みます。

戒名(10万円〜100万円)

仏門に入った証として授かる名前。位号によって金額の目安が大きく変わります。

弔電との差:費用の目安で+54.5万円。菩提寺がある場合、他所で戒名を授かると納骨を断られることがあります。必ず菩提寺に依頼してください。

弔電の数字は、どこから来ているか

このページに出している数字は、71項目を7分類に整理したデータベースから引いています。弔電だけを個別に調べて書いたものではなく、全71項目を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
弔電の費用の目安 公表値や一般に知られている水準の目安 複数の事業者から同じ条件で見積もりを取ると実額が分かります
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の項目 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各項目の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 給付や手続きの要件は、市区町村および所管の公的機関の公表内容が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

弔電にするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

総額でいくらになるか出せているか

目安は1,000円〜1万円ですが、表示に含まれないものがあります。含まれるのは電報料金、台紙代までです。見積書は「プラン料金」と「別途必要なもの」が分かれています。

「いいえ」なら:「これ以外にかかるものはありますか」と口頭で確認し、総額を一枚の書面にまとめてもらってください。出せない相手なら、そこで決めないほうが確実です。

地域と家の慣習を確認したか

作法も金額の目安も、地域と家によって違います。一般論だけで決めると、あとから親族に指摘を受けることがあります。

「いいえ」なら:身近な年長者か、依頼する事業者に一度確認してください。前例があるなら、それに合わせるのがもっとも波風が立ちません。

注意点に当てはまらないか

故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

「いいえ」なら:当てはまる場合は、決める前に関係先へ相談してください。進めてしまうとあとから変更できないことがあります。

弔電について、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを4件足しました。

弔電で気をつけることは何ですか?

故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

参列できない場合に送る電報。宛名は喪主とし、告別式の開始前までに斎場へ届くよう手配します。地域や家によって作法が違う部分があります。判断に迷うときは、身近な年長者か、依頼する事業者に確認するのが確実です。

弔電はどうすればいいですか?

参列できない場合に送る電報。宛名は喪主とし、告別式の開始前までに斎場へ届くよう手配します。

故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。作法は地域と宗派で違いがあります。迷ったら、前の人と同じようにするのがもっとも確実です。作法そのものより、その場にふさわしい態度でいることのほうが重んじられます。

弔電で避けるべきことは何ですか?

故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

共通して避けられるのは、①重ね言葉(重ね重ね、たびたび、ますます)、②直接的な表現(死ぬ、生きていたころ)、③縁起の悪い数字(4・9)です。①は不幸が繰り返されることを、③は「死」「苦」を連想させるためとされています。言い換えるなら、「重ね重ね」は「深く」、「生きていたころ」は「お元気だったころ」となります。

弔電に決まった型はありますか?

厳密な決まりはありませんが、目安とされる形はあります。参列できない場合に送る電報。宛名は喪主とし、告別式の開始前までに斎場へ届くよう手配します。

宗派による違いが出やすいところです。菩提寺の宗派が分かっていれば、その作法に合わせるのが確実です。分からない場合、周囲に合わせれば問題ありません。故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

弔電で出てきた言葉の中身

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

告別式

参列者が故人に別れを告げる儀式。通夜の翌日に行い、そのまま火葬へ移ることが多い。

葬儀に関わる言葉は、地域と宗派で使い方が違うことがあります。迷ったら依頼する事業者か、身近な年長者に確認してください。

戒名

仏式で故人に与えられる名前。位によってお布施の目安が変わる。

葬儀に関わる言葉は、地域と宗派で使い方が違うことがあります。迷ったら依頼する事業者か、身近な年長者に確認してください。

お布施

読経や戒名に対して寺院へ渡す謝礼。定価はなく、地域と寺院で幅がある。

葬儀に関わる言葉は、地域と宗派で使い方が違うことがあります。迷ったら依頼する事業者か、身近な年長者に確認してください。

※ 掲載している費用は一般的な目安であり、地域・宗派・依頼先・時期によって大きく変動します。実際の金額は必ず複数の事業者から見積もりを取得してご確認ください。制度・手続きの要件は改正されることがあるため、最新の情報は自治体および所管の公的機関の公表内容をご確認ください。