数珠の流れと進め方|手順を順番に解説

数珠をどう進めるか、順を追って整理しました。時期の目安は通夜・告別式・法要です。はじめての方でも流れを把握できるようにまとめています。

基本情報

分類 マナー
読み方 じゅず
費用の目安 2,000円 〜 3万円
時期・タイミング 通夜・告別式・法要
通夜 なし
告別式 なし
含まれるもの 略式数珠1本

進め方の流れ

  1. 準備数珠の内容と必要なものを確認します。
  2. 手配・依頼必要に応じて業者や寺院へ依頼します。
  3. 実施通夜・告別式・法要に行います。
  4. 後片付け・記録費用の記録を残しておくと、後の手続きや相続で役立ちます。

押さえておきたいこと

参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。

貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

必要になるもの

略式数珠1本

時期と所要時間の目安

数珠は通夜・告別式・法要に行うのが一般的で、日程に決まりはありませんが、関係者の都合を先に確認してください。

行う時期 通夜・告別式・法要
費用の目安 2,000円 〜 3万円

先に用意しておくもの

数珠を進めるとき、事前に手元にあると滞りにくいものを整理します。当日になってから探すと時間を取られます。

用意するもの 補足
喪服一式 急に必要になります。サイズを確認しておきます。
数珠 宗派によって形が異なりますが、略式のものでかまいません。
袱紗 香典を包んで持参します。
黒い靴と鞄 光沢のあるものは避けます。
白いハンカチ 柄のないものを用意します。

数珠でつまずきやすいところ

服装の格を間違える

一般参列者が喪主より格上の装いになるのは避けます。

忌み言葉を使う

「重ね重ね」「たびたび」など重ね言葉は避けるとされています。

長く話し込む

弔問は短く。声をかける程度にとどめます。

数珠に限らず、マナーでは判断を急がされる場面が続きます。決めなければならないことと、後回しにできることを分けて考えると落ち着いて進められます。

終わったあとにすること

参列後に改めて連絡する場合は、四十九日を過ぎてからにすると相手の負担になりません。

数珠について誤解されやすいこと

数珠について、実際とは違う形で広まっている話がいくつかあります。判断を誤りやすいところを整理します。

「数珠は宗派のものでないといけない」ではない

略式数珠であればどの宗派の葬儀でも使えます。持っていない場合、無理に用意しなくても失礼にはあたりません。

「通夜と告別式は両方参列するもの」ではない

どちらか一方でかまいません。近年は通夜のみの参列も一般的です。

「平服でお越しください=普段着」ではない

略礼服または地味な色のスーツを指します。案内にこう書かれていても、カジュアルな服装は避けます。

この項目の用語と条件

数珠 読み方は「じゅず」。参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。
含まれるもの 略式数珠1本
行う時期 通夜・告別式・法要

迷ったときの相談先

数珠について判断に迷う場合、次の窓口で相談できます。多くは無料です。

相談先 相談できること
葬儀社 当日の進行と作法について
親族・地域の年長者 その土地の慣習について

ひとりで抱えず、早い段階で相談したほうが選べる選択肢は多くなります。期限のある手続きは特にそうです。

数珠でよく出る質問

数珠の費用はいくらくらいですか?

2,000円 〜 3万円が目安です。この金額には略式数珠1本が含まれるのが一般的です。地域・時期・依頼先によって幅があります。

数珠はいつ行いますか?

通夜・告別式・法要が目安です。貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

数珠で気をつけることは何ですか?

貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

マナーのなかでは費用は高いほうですか?

マナーに分類される7項目を費用の中央値で並べると、数珠は3番目です。もっとも安いのは袱紗(ふくさ)(500円 〜 5,000円)、もっとも高いのは戒名(10万円 〜 100万円)です。

数珠のまとめ

  • 費用の目安は2,000円 〜 3万円
  • 時期は通夜・告別式・法要

最後にもう一度。貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

マナーの関連項目

数珠について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、数珠に関係するものを4件取り上げて、このページのデータで答えます。

数珠はいつのことですか?

数珠の時期は通夜・告別式・法要です。参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。

通夜と告別式の両方に参列する場合でも、香典を渡すのは一度だけです。二度渡すと「不幸が重なる」とされます。参列できないときは現金書留で郵送するか、参列する人に託します。

数珠はどうすればいいですか?

参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。

貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。作法は地域と宗派で違いがあります。迷ったら、前の人と同じようにするのがもっとも確実です。作法そのものより、その場にふさわしい態度でいることのほうが重んじられます。

数珠に決まった型はありますか?

厳密な決まりはありませんが、目安とされる形はあります。参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。

宗派による違いが出やすいところです。菩提寺の宗派が分かっていれば、その作法に合わせるのが確実です。分からない場合、周囲に合わせれば問題ありません。貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

数珠と喪主の挨拶はどう違いますか?

同じ「マナー」に分類される2つを並べます。

数珠 喪主の挨拶
費用の目安 2,000円〜3万円 費用なし
時期 通夜・告別式・法要 通夜・告別式
内容 略式数珠1本
注意点 貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。 「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉は忌み言葉とされ、避けるのが通例です。

参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。いっぽう喪主の挨拶は、通夜振る舞いの前や告別式の最後に、喪主が参列者へ謝辞を述べます。1〜3分が目安です。

下限の金額で見た数珠の位置

まず「最低いくらから可能か」で並べます。下限の金額が分かっている7項目を小さい順に並べると、数珠(2,000円)は下から3番目、全体の29%の位置にあります。中央値は2万円、いちばん小さいものが500円、いちばん大きいものが15万円です。

水準 下限の金額 該当
もっとも小さい 500円 袱紗(ふくさ)
下から4分の1 1,000円
数珠 2,000円 全体の29%の位置
中央値 2万円
上から4分の1 10万円
もっとも大きい 15万円 お布施

中間の帯に入ります。この帯は標準的な帯です。選び方と人数の見込みで総額が動くため、内訳を項目で確認してください。

下限の金額がすぐ隣にあるのは弔電(1,000円)と喪服(男性)(2万円)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

数珠を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
時期 数珠の時期は通夜・告別式・法要です。遠方の親族の移動と、式場・寺院の予定が制約になります。
領収書の保管 相続税の計算で葬式費用を控除する場合に必要です。お布施など領収書が出ないものは、日付・金額・相手先をメモで残してください。
地域と家の慣習 作法や金額の目安は地域と家によって違います。身近な年長者か、依頼する事業者に確認してください。
総額でいくらか 数珠の目安は2,000円〜3万円です。含まれるのは略式数珠1本です。別途かかるものがないかを確認してください。
注意点 貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

数珠で気をつけたいところと、その避け方

地域や家の慣習を確認しない

作法や金額の目安は、地域と家によって違います。一般論だけで決めると、親族から指摘を受けることがあります。

避け方:身近な年長者に一度確認してください。前例があれば、それに合わせるのがもっとも波風が立ちません。

費用の総額を確認しないまま進める

数珠は2,000円〜3万円が目安ですが、表示されている金額に含まれない項目があります。あとから請求されて初めて総額が分かる、という進み方になりがちです。

避け方:「これ以外にかかるものはありますか」と口頭で確認し、総額を一枚の書面にまとめてもらってください。

注意点を読み飛ばす

貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

避け方:決める前に、この点だけは確認してください。あとから変更できないことがあります。

数珠のページで使っている用語

用語 意味
告別式 参列者が故人に別れを告げる儀式。通夜の翌日に行い、そのまま火葬へ移ることが多い。
戒名 仏式で故人に与えられる名前。位によってお布施の目安が変わる。
お布施 読経や戒名に対して寺院へ渡す謝礼。定価はなく、地域と寺院で幅がある。
袱紗 香典袋を包む布。慶事と弔事で色を使い分け、弔事では寒色系を用いる。

マナーの10項目を1枚の表で見る

数珠を含むマナーの全10項目を、費用の目安・時期・含まれるもの・注意点で並べました。費用の目安の小さい順です。横並びにすると、数珠がどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

費用の目安 時期 含まれるもの 注意点
喪主の挨拶 費用なし 通夜・告別式 「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉は忌み言葉とさ
焼香の作法 費用なし 通夜・告別式 回数が分からない場合は1回で問題ありません。前の人に
御霊前と御仏前の違い 費用なし 通夜〜法要 浄土真宗では亡くなってすぐ仏になるとされ、時期を問わ
袱紗(ふくさ) 500円〜5,000円 通夜・告別式 袱紗1枚 紫は慶弔どちらにも使えます。赤系は慶事用なので弔事で
弔電 1,000円〜1万円 告別式の前日まで 電報料金、台紙代 故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様
数珠 2,000円〜3万円 通夜・告別式・法要 略式数珠1本 貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼には
喪服(男性) 2万円〜8万円 スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、数珠 ネクタイピンや腕時計などの装飾品は外します。靴は金具
喪服(女性) 2万円〜8万円 ワンピース、ストッキング、靴、バッグ、数珠 アクセサリーは一連の真珠までとされます。二連は「不幸
お布施 15万円〜50万円 葬儀後 読経料、戒名料、御車代、御膳料 戒名の位(信士・居士・院号など)によって大きく変わり
戒名 10万円〜100万円 葬儀前 戒名料 菩提寺がある場合、他所で戒名を授かると納骨を断られる

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。数珠の行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

数字で見た数珠の位置

費用の目安が分かっている57項目を並べて、数珠がどこにあるのかを細かく出しました。順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。散らばりまで見ると、その差が大きいのか小さいのかが判断できます。

見るもの 意味
数珠の費用の目安 1.6万円 比べる基準になる数字
全体の平均 51.0万円 極端な値に引っ張られる
全体の中央値 10万円 実感に近いのはこちら
下から4分の1 4万円 これ以下なら軽い部類
上から4分の1 50万円 これ以上なら重い部類
上位1割の入口 85万円 ここから先は例外的
散らばり(標準偏差) 154.1万円 平均からどれだけ離れるのが普通か

数珠は下から9番目(全体の14%)です。平均との差は49.4万円で、散らばり1つ分を下回っています(-0.32)。全体の真ん中あたりで、標準的な水準です。

平均と中央値の差にも意味があります。ここでは平均51.0万円に対して中央値10万円で、平均のほうが高く出ています。一部の大きな値に引っ張られているので、平均を目安にすると実際より高く見積もることになります。

数珠と水準が近い項目

分類をまたいで、費用の目安が数珠(2,000円〜3万円)に近い項目を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

項目 分類 費用の目安 特徴
お彼岸 儀式・法要 0円〜3万円 春と秋の年2回、墓参りをして先祖を供養する期間です。読経を頼まない形も一般的です。
香典(取引先) 香典・返礼 5,000円〜3万円 仕事上の付き合いで包む香典です。会社として出すか個人で出すかで金額が変わります。
香典(祖父母) 香典・返礼 1万円〜3万円 祖父母への香典。親と同居していて経済的に独立していない場合は不要とされることもあります。
香典(おじ・おば) 香典・返礼 1万円〜3万円 おじ・おばへの香典。付き合いの深さで金額を調整します。
供花・供物 香典・返礼 1.5万円〜3万円 祭壇に供える花や果物。一基あたりの価格で、一対(二基)で贈ることもあります。
自筆証書遺言 終活 0円〜5万円 全文を自筆で書く遺言書。2020年から法務局での保管制度が始まり、

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。お彼岸と数珠は数字の上では近くても、儀式・法要とマナーでは前提が違います。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

数珠より軽いもの・重いもの

数珠を真ん中に置いて、費用の目安が前後にある項目を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

数珠より軽い5項目

項目 分類 費用の目安 数珠との差
お彼岸 儀式・法要 0円〜3万円 −1,000円
香典(友人・知人) 香典・返礼 5,000円〜1万円 −8,500円
香典(職場関係) 香典・返礼 3,000円〜1万円 −9,500円
弔電 マナー 1,000円〜1万円 −1.1万円
月命日 儀式・法要 0円〜1万円 −1.1万円

数珠より重い5項目

項目 分類 費用の目安 数珠との差
香典(取引先) 香典・返礼 5,000円〜3万円 +1,500円
香典(祖父母) 香典・返礼 1万円〜3万円 +4,000円
香典(おじ・おば) 香典・返礼 1万円〜3万円 +4,000円
供花・供物 香典・返礼 1.5万円〜3万円 +6,500円
自筆証書遺言 終活 0円〜5万円 +9,000円

ひとつ隣に動かすと、費用の目安は下側で−1,000円、上側で+1,500円動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

分類ごとの水準と、マナーの位置

このサイトで扱っている7分類を、費用の目安の中央値で並べました。数珠が属するマナーは6番目です。まずどの分類を見るべきかを決めると、そのあとの比較が短くて済みます。

分類 項目数 いちばん低い 中央 いちばん高い
葬儀の形式 10 4.8万円 85万円 1150万円
お墓・納骨 9 10.5万円 55万円 250万円
終活 7 1,500円 27.5万円 65万円
手続き 12 5万円 12.5万円 50万円
儀式・法要 12 5,000円 8万円 10万円
マナー 10 2,750円 5万円 55万円
香典・返礼 11 1,000円 2万円 6.5万円

分類ごとに水準が違うのは、形式・儀式・お墓・香典・手続きでは、そもそも費用の性質が違うためです。一度きりのものと、毎年かかるものが混ざっています。分類をまたいで数字だけを比べても意味がありません。同じ分類のなかで比べたうえで、分類そのものを選び直せるかどうかを考えてください。

数珠のデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

費用の目安:2,000円〜3万円

下限と上限で15.0倍の開きがあります。この幅は、選ぶ内容と人数で動く部分です。表示されている金額に含まれないものがないかを、必ず書面で確認してください。

時期:通夜・告別式・法要

通夜・告別式・法要です。日程は、親族が集まれるか・施設や寺院の予定・手配にかかる日数の3つで決まります。

含まれるもの:略式数珠1本

ここに書かれていないものは別料金です。見積書では「プラン料金」と「別途必要なもの」が分かれているので、総額を一枚にまとめてもらってください。

向いている場合:—

特定の条件を前提としない項目です。

注意点:貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

ここを読み飛ばすと、あとから変更できない場面が出ます。決める前に確認してください。

マナーのほかの項目を短く見る

数珠と同じマナーにある項目を、費用の目安の順にひとつずつ。数珠が合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

喪主の挨拶(—)

通夜振る舞いの前や告別式の最後に、喪主が参列者へ謝辞を述べます。1〜3分が目安です。

数珠との差:費用の目安で−1.6万円。「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉は忌み言葉とされ、避けるのが通例です。

焼香の作法(—)

抹香をつまみ、額に押しいただいてから香炉にくべます。回数は宗派によって1〜3回と異なります。

数珠との差:費用の目安で−1.6万円。回数が分からない場合は1回で問題ありません。前の人に合わせるのが無難です。

御霊前と御仏前の違い(—)

四十九日までが「御霊前」、四十九日以降が「御仏前」というのが一般的な使い分けです。

数珠との差:費用の目安で−1.6万円。浄土真宗では亡くなってすぐ仏になるとされ、時期を問わず「御仏前」を用います。

袱紗(ふくさ)(500円〜5,000円)

香典袋を包む布です。弔事では紺・グレー・紫などの寒色を使います。

数珠との差:費用の目安で−1.3万円。紫は慶弔どちらにも使えます。赤系は慶事用なので弔事では使いません。

弔電(1,000円〜1万円)

参列できない場合に送る電報。宛名は喪主とし、告別式の開始前までに斎場へ届くよう手配します。

数珠との差:費用の目安で−1.1万円。故人の敬称は喪主から見た続柄で書きます(父→ご尊父様、母→ご母堂様)。

喪服(男性)(2万円〜8万円)

ブラックスーツに白シャツ、黒無地のネクタイ。光沢のない素材を選びます。

数珠との差:費用の目安で+3.4万円。ネクタイピンや腕時計などの装飾品は外します。靴は金具のない黒の革靴です。

喪服(女性)(2万円〜8万円)

黒のワンピースやアンサンブル。肌の露出を抑え、ストッキングは黒を着用します。

数珠との差:費用の目安で+3.4万円。アクセサリーは一連の真珠までとされます。二連は「不幸が重なる」として避けます。

お布施(15万円〜50万円)

読経や戒名に対して僧侶へ渡す謝礼。葬儀一式(通夜・告別式・初七日)でのおおよその目安です。

数珠との差:費用の目安で+30.9万円。戒名の位(信士・居士・院号など)によって大きく変わります。御車代・御膳料は別に包みます。

戒名(10万円〜100万円)

仏門に入った証として授かる名前。位号によって金額の目安が大きく変わります。

数珠との差:費用の目安で+53.4万円。菩提寺がある場合、他所で戒名を授かると納骨を断られることがあります。必ず菩提寺に依頼してください。

数珠の数字の出どころと、確かめ方

このページに出している数字は、71項目を7分類に整理したデータベースから引いています。数珠だけを個別に調べて書いたものではなく、全71項目を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
数珠の費用の目安 公表値や一般に知られている水準の目安 複数の事業者から同じ条件で見積もりを取ると実額が分かります
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の項目 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各項目の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 給付や手続きの要件は、市区町村および所管の公的機関の公表内容が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

数珠にするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

総額でいくらになるか出せているか

目安は2,000円〜3万円ですが、表示に含まれないものがあります。含まれるのは略式数珠1本までです。見積書は「プラン料金」と「別途必要なもの」が分かれています。

「いいえ」なら:「これ以外にかかるものはありますか」と口頭で確認し、総額を一枚の書面にまとめてもらってください。出せない相手なら、そこで決めないほうが確実です。

地域と家の慣習を確認したか

作法も金額の目安も、地域と家によって違います。一般論だけで決めると、あとから親族に指摘を受けることがあります。

「いいえ」なら:身近な年長者か、依頼する事業者に一度確認してください。前例があるなら、それに合わせるのがもっとも波風が立ちません。

注意点に当てはまらないか

貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

「いいえ」なら:当てはまる場合は、決める前に関係先へ相談してください。進めてしまうとあとから変更できないことがあります。

数珠について、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを4件足しました。

数珠にはいくらかかりますか?

数珠の目安は2,000円〜3万円です。含まれるのは略式数珠1本です。

同じ「マナー」に分類している7項目のなかでは、金額の水準で3番目にあたります。下限と上限で15.0倍の開きがあります。選び方で総額が動くということなので、何を選ぶと上がるのかを先に確認してください。

数珠で気をつけることは何ですか?

貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

参列時に手に持つ仏具です。宗派ごとの本式と、どの宗派でも使える略式があります。地域や家によって作法が違う部分があります。判断に迷うときは、身近な年長者か、依頼する事業者に確認するのが確実です。

数珠で避けるべきことは何ですか?

貸し借りはしない習わしです。持っていなくても失礼にはあたりません。

共通して避けられるのは、①重ね言葉(重ね重ね、たびたび、ますます)、②直接的な表現(死ぬ、生きていたころ)、③縁起の悪い数字(4・9)です。①は不幸が繰り返されることを、③は「死」「苦」を連想させるためとされています。言い換えるなら、「重ね重ね」は「深く」、「生きていたころ」は「お元気だったころ」となります。

数珠のために何を用意すればいいですか?

数珠では略式数珠1本を用意します。費用の目安は2,000円〜3万円です。

参列時に共通して持つのは、数珠、袱紗(ふくさ)、白または黒のハンカチ、そして香典です。数珠は宗派によって形が違いますが、略式のものであればどの宗派でも使えます。急な参列で用意が間に合わない場合、持たずに参列しても失礼にはあたりません。

数珠まわりの言葉を、もう少し細かく

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

喪主

葬儀を主催し、遺族を代表する人。費用の支払い名義になることが多い。

葬儀に関わる言葉は、地域と宗派で使い方が違うことがあります。迷ったら依頼する事業者か、身近な年長者に確認してください。

袱紗

香典袋を包む布。慶事と弔事で色を使い分け、弔事では寒色系を用いる。

葬儀に関わる言葉は、地域と宗派で使い方が違うことがあります。迷ったら依頼する事業者か、身近な年長者に確認してください。

忌み言葉

不幸が重なることを連想させるため避けられる言葉。重ね言葉や直接的な表現が該当する。

葬儀に関わる言葉は、地域と宗派で使い方が違うことがあります。迷ったら依頼する事業者か、身近な年長者に確認してください。

通夜

葬儀の前夜に故人を見守る儀式。近年は1〜2時間で終える半通夜が一般的。

葬儀に関わる言葉は、地域と宗派で使い方が違うことがあります。迷ったら依頼する事業者か、身近な年長者に確認してください。

※ 掲載している費用は一般的な目安であり、地域・宗派・依頼先・時期によって大きく変動します。実際の金額は必ず複数の事業者から見積もりを取得してご確認ください。制度・手続きの要件は改正されることがあるため、最新の情報は自治体および所管の公的機関の公表内容をご確認ください。